2017年04月22日

ようこそシネマハウスへ

ようこそシネマハウスへ

 押し入れから発掘し
ウン十年ぶりに復活した伝説のエロゲー
「ようこそシネマハウスへ」 

 まだウィンドウズもあまり一般的ではなく
DOSが主流だった頃の古いゲームなのですが
その卓越したゲームセンスと
登場人物達の人間味あふれる存在感に
ずいぶん傾倒した記憶があります。

 基本エロゲーなんですが
ヌケれば良い、みたいな粗雑な作りではなく
ゲームの製作者達の、面白いもの、良いものを作りたいという
意気込みが伝わってくるような作品。
たぶん、この作品はカルトゲームと言っても良いと思います。

 
 主人公は、ひょんな事から大金を手にした映画監督を志す青年。
そんなあぶく銭を使い、彼は夢を実現するためにとある辺境の
「ぱらいそ」と呼ばれる映画作りの盛んな星に降り立ちます。
そこで、映画界に精通したオーナーと呼ばれる初老の男性の力を借りながら
スタッフを集め、映画を製作するというストーリーなのですが・・・
 登場する人たちみんな濃い人ばかり。
とにかく薄っぺらな人は誰一人いません。
(性格が薄っぺらで使えない人はいるが)

 まず何人もいる原作者から様々なジャンルの原作を買い
やはり得意分野の異なるいろいろな脚本家に依頼して
映画のシナリオにしてもらいます。
 原作からしていろいろなジャンルがありますが
それをシナリオにする脚本家の手腕(さじ加減)で
抒情あふれる美しい物語が、下世話なエロ映画に・・・
なんていうのがこのゲームの面白味の一つです。

 主演女優は三人で
妖艶な美女に素朴な田舎娘、気位の高い美少女を
使い分けて作品を作りますが
あえてミスキャストにしてみるのも面白いです。
当然、そういう映画はウケませんが(笑)

 そんな女優にこれまた個性的な共演者達を組み合わせるのですが
原作、脚本、主演、共演の組み合わせで
映画の雰囲気がガラッと変わるのが見どころです。

 基本エロゲーなので
エロ原作者とエロ脚本家が映画製作(ゲーム)の要ですが(笑)
もちろん真面目(?)な人達を集めれば真面目な映画も撮れるのです。
・・・しかしそういう映画はあまりウケなかった記憶があります。

 集めたスタッフはみな個性的なので
映画製作が始まるととにかく喧嘩ばかりで
放置しておくと、シーンの完成度が下がる一方になり
結果的に興行成績が振るわない
最悪、完成せずお蔵入りという事にもなりかねません。

 またあまり浪費が過ぎたり、ハズレ映画ばかり作り続けると
資金が底を尽き映画が作れない事態に陥ったりします。

 そんな時に頼りになるのは・・・「軍」(笑)
辺境とは言え、戦争の影が近づきつつある「ぱらいそ」にも
軍の広報課があり、戦意高揚映画を作ると資金を出してくれます。
 
 スタッフにも、愛国主義者や軍事オタクもいれば
徹底的な反戦主義者もいますので
やはりスタッフ次第で、いろいろなテイストに仕上げる事も。
でもそれで軍部から酷く怒られた事があるような・・・

 二年と言う限られた時間の中で
主人公は様々な人達と出会い、映画を作っていくのですが
その過程の中で、登場人物達の思いや側面が見えてきて
このゲームに何とも言えない味や深みを与えてくれます。

 そして、そんな夢のような二年はあっという間に過ぎ去り
ぱらいそと呼ばれた映画の天国は戦火に巻き込まれ・・・

 個人的には、ぜひ本物の映画にして欲しいくらい好きなゲームですね。
実写なら大林監督、アニメならシャフト製作で
新房&虚淵&蒼樹の最強タッグで作ったらきっと面白い作品になると思うな〜


 ケンイチロウめが
地獄に持って行きたい物の一つがこのゲーム
「ようこそシネマハウスへ」



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 主演女優の一人、素朴な田舎娘の「マリア・マリア」
駆け出しの女優で演技はまだぎこちないですが
演技への天性の素質がある娘。性格が良いのです。
個人的には三人の中では一番好きかな?
アニメにするならぜひ野中藍さんに声をお願いしたいかと(笑) 
 
 街を徘徊しているといろいろな人達に出会えます。
その中には映画製作に携わる人達もいてスタッフになってくれる人も。
いきなり自分を売り込んできて、その場で協力してくれる人もいれば
根気よく話しかけて会話をしていかないと、力を貸してくれない人もいます。
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 胡散臭い人や濃い人ばっかり。。。(笑)

 
 スタッフが揃うと映画製作が始まります。
製作のスケジュールは助監督が立ててくれますが
監督の裁量でいじる事も出来ます。


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 序盤から活躍してくれる、フレデリック君は若いけど有能な勉強家で
そつのない良いスケジュールを立案して、監督を支えてくれます。
性格はやや内向的なので比較的他のスタッフとの対立も少ないです。

 美術、大道具などを取り仕切るのはエドワード君。芸術家志望なので
ちょっと気難しい面もありますがいい仕事をしてくれます。

 撮影の青旗りんごちゃんは珍しい女性カメラマンです。
女優のお尻を触りたがる癖があるようで、たびたび女優とトラブルになるのが玉に瑕。
そういえばこの娘にまつわるクエストがあったようななかったような?!

 共演者達は3つの劇団にそれぞれ所属していて
映画ごとに選んでいきます。渋い大人の演者を擁する劇団
若い役者中心のアクタースクール、個性的なアングラ集団と
映画の雰囲気に合わせて選ぶのですが、合わない人達を選ぶのもまた味があります。

 裏方一般を担ってくれるのがアシスタントですが
彼らはオーナーが紹介してくれます。
 ちなみに今回使ったアシスタント軍団Aは一番使いづらいです。
文句ばっか言ってるし、しょっちゅう他の人達とトラブルばかり起こします。
面倒なスタッフは監督権限でクビにも出来ますが・・・

 
 映画が完成すると公開されお披露目となるのですが 
その時にどんな映画になったのか内容を見る事が出来ます。
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 今回はマリア主演のシリアスなSF映画。
人間を信じられない億万長者が
美少女アンドロイドのメイドを手に入れ暮らし始めるが
突如訪れる悲劇の結末。

 SF原作に恋愛要素を加え、真面目に作ったのが裏目にでて
興行成績は振るいませんでした(*´Д`)
エロ要素が皆無だったのが敗因か?!

 公開後、街に出ていろいろな人に話を聞いてみると・・・
「私は好きですよ」的な事を言われた(汗)
 まぁ現実と同じでたいがい、賛否両論って感じ?!

あと何本か作ったら、戦意高揚映画を作る事になりそう?!

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 町はずれにある妖しい店で会える踊り子のお姉さん。
この店でしか出会えないスタッフも居ますですが・・・まだ会えません。

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 カメラマンの青旗りんごちゃん。更衣室を隠し撮り(?)された写真がとある事件の発端に。
こういうクエスト的な展開が時々あったような・・・
なんか思い出してきたな、この娘の事。

交流が深くなってくると、女性スタッフと何かあったようなかったような・・・
男性スタッフと深い仲になるようなエピソードもあったな、確か(汗)
アイツとはなるべく話さないようにしなくては・・・
posted by ケンイチロウ at 14:11| Comment(2) | TrackBack(0) | の〜まる日記
この記事へのコメント
こんばんわ
私も今この作品プレイ中なんですが、どうにも分からない事があります
1年目の映画大賞って絶対無理な仕様なんでしょうか?
(某掲示板のログでそうあったので)
一応1年目の作品全部で大ヒットは出せるみたいですが、ジャンルは集中させたほうがいいのか、それとも分散させたほうがいいのか?等

たとえばmy fair childをアントン脚本で1375万、豚肉をニモイ脚本で1200万程度、ぞれぞれの収益出しましたがサスペンスもSFも部門賞にならずで
ときめいて初恋とドラバスでかろうじて恋愛部門賞のみという悲惨さに
Posted by Mr.T at 2017年04月26日 01:39
コメントありがとうございます。
久しぶりに再プレイし始めたばかりで
記憶が曖昧なのですが
変な組み合わせばかりしているのか
作る映画の評判はあまり良くないようで(笑)
基本に忠実な組み合わせが良いらしいですが・・・
おかしな映画にするのもまた楽しいですよね。
Posted by ケンイチロウ at 2017年04月29日 16:05
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