2011年03月31日

分隊西へ

多賀城市のボランティアセンターでは
9時にボランティア希望者の
受け付けが始まります。
毎日たくさんの有志が集まりますが
被災した市民の方達の
お掃除依頼、濡れた家財道具の搬出
家の中に流れ混んだ汚泥の
カキダシなど大変な順番待ちだそうです。
特に男手のない世帯や
高齢の方達も多いようで
屈強な外人部隊が
ヘリボーン作戦よろしく
車で被災した方のお宅へ送り届けられ
作戦が終了すると撤収となります。

そんな作戦の一コマ
四人の分隊が朝一
とあるお宅へ車で送り込まれ
撤収時には連絡をとの事。
老婦人の一人住まいのお宅で
二階の地震で壊れた家財道具の
搬出と、一階の津波で濡れた
家財の搬出でしたが
一週間ほど前に別部隊が
一度訪れたようで
作戦は一時間程度で完了。
壊れた家財を、地区の廃棄場所へ
(たいてい家の前の道)
(後で機械化部隊が回収)
出すだけなんですよね。
こちらのお宅は
汚泥も殆どなく簡単に作戦完了。

一度本部に戻り
次の作戦待ちと思いきや
すぐに新しいミッションが!!

作戦内容は
濡れた家財道具の運び出しと
泥のカキダシとの事。
依頼人数は七、八名との事でしたが
その時すぐ動けるのが
戻った四人と、補充要員の一名
計五人でした。
まぁ、歴戦の強者も二名いたし
(自分は伍長クラス)
まぁ何とかなるでしょ、と
戦地に送り込まれて見た物は…
ものすごい厚さの汚泥の厚みと
散乱する多大な家具類
ピアノもあるよ…
おまけに天気も雨模様…
奥まった家で
表の道路までは十メートルくらいで
その間汚泥が堆積して
ヌカルむは滑るわで
まずは搬出の道を作る作業から
はじまりました…
室内もまったくの手つかずだったので
まずは倒れた家具類の中身をだし
家主さんに確認の上
廃棄品をみてもらい搬出
その後家具を出し
濡れて泥にまみれた畳を出し
床に残った汚泥の除去なのですが
部屋数も多く荷物も多大な為
とても3時までの撤収時間には
間に合わないと
急遽援軍を要請!!
30分後別作戦から戻った
四人の部隊が合流し
一気に反攻作戦開始!!
一時は終わらないかと思われた
作戦も、一気に人数が増えて
辛くも3時までに終わる事ができました。

泥にまみれ雨に打たれ
まるでベトナムのジャングルで
戦う兵隊さんのような気分でしたが
家主さんの
ありがとう、助かりましたの一言が
とても暖かく感じました。
みなさん、避難所くらしで
着の身着のまま、何もなくご苦労
されているというのに
我々のために、飲み物やパンを
用意してくださって。
手に入れるの大変だったろうに…

TVで見ているだけではわからない
現場の壮絶な現実と同時に
そんな中でさえなくならない
人間の温かみをかいまみて
今日もここに来て
被災した人達とほんの少しでも
苦労をわかちあえて
本当に良かったと思いました。




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sent from W-ZERO3
posted by ケンイチロウ at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011
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