2015年01月17日

超小型LEDランプ

 年をあけてしまいましたが
未だ頼まれものの「ロボニャン」鋭意製作中・・・(汗)

 手を入れる箇所が多いので
あっち作ったりコッチ作ったりアレコレやってるので
いったいどこまで出来てるのか収集が付きませんッ(笑)

 目や胸の発光機構は形になって
おなかから出てくるマジックハンド的な物も目処はつきましたが
しっぽの発光機構に手間取ってました。

 しっぽの先の炎パーツはクリアで作り
LEDも仕込んだのですが
配線を通す尻尾がどうしても上手くいかず・・・
細いパイプを曲げて作ろうとしたんだけど
上手くいかないなぁ〜 トホホ。。

 
 新しいアイディアは無いかとホビーショップをうろついていたら
見つけたマイクロなLEDパーツ。
発光部分はともかく重要なのはものすごく細いケーブル!
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これならもともとの尻尾に溝を掘り込んで埋め込む事が可能?

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2014年12月13日

ホール☆ソー

 なんかそんな題名の
つまらなさそうな映画があったな・・・

 先日100円ショップで
頼まれものアイテム製作で必要な
ホールソーが手に入ったと言う様な記事を書きましたが・・・

 プラモデルにLEDを仕込んで
光らせる細工をしたのは良いのですが
電池やスイッチがどう考えても中には入らない。
電池交換とかも考えなきゃいけないし・・・

 そこで考え付いたのが
プラモデルを載せる台座を加工して
中に電池とスイッチを入れちゃおうという妙案。

 電池とスイッチは
100均で手に入れた小さなLEDランプを利用。

 丸い形なので、台座に丸い穴をあけて仕込む手はずで
ランプの直径を調べると50mm。

 おあつらえ向きに
100均で51mmのホールソーが手に入りラッキー!!

 さっそく家に帰り加工しようとした所
あれ?穴大きくね〜?!

 ランプの直径は何度も計って50mmだと確認したのに
何故だッ?!なぜサイズが違うんだッ?!

 混乱しながら再度ランプの直径を計りなおすと・・・
45mmだったッ!!

 え〜、なんで〜?!

 いよいよ俺もヤキが回ったかと愕然とするも
計った定規をよ〜く見ると
45ミリのメモリのすぐ横にひときわ大きく「5」と刻印されている。
ま〜こりゃ勘違いもするよな、と自己擁護に走り
さらに近所のホームセンターにも走り新しいホールソー買って来ましたとさ。


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 これが新しく買ってきたホールソー。
7種類のサイズの穴が開けられるらしい。
すぐ壊れそうだけど(笑)

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 これが穴をあけた台座とLEDランプ。
裏から電池交換も出来るし、スイッチも操作可能。
もちろんコイツの耐久性が不明なので
イザと言う時にはまるごと交換出来る様にするつもりです。
BBPですが、こういうコトには知恵が回ります。

 
posted by ケンイチロウ at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年11月23日

 サルベージ中

 アイアン・ボトム・サウンドの奥深くで
眠っていたさくらちゃんの星の杖。。
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 冬コミで使いたいというレイヤーさんの
オーダーがあり、ただ今改修作業中です。。

 コスプレ造型初期の頃の作品なので
かなりアラも見えますが
まぁ、あくまで主役はレイヤーさんなので
小道具は脇役というコトでご勘弁(汗)

 星の杖は何本か作った内の一本が
捨てずに残っていたのですが
さすがに塗装などが劣化していて
そのままでは使えなさそう・・・
 古い塗装を全部こそぎ落とし
新しく塗り替えるコトにしました。

 いろいろ頼まれ物もあるので
間に合うかな?って気もしますが
基本塗装は乾燥させながら
チマチマ塗り進めるものなので
コミケ迄には間に合いそうな・・・
・・・間に合うと良いなぁ(汗)

・・・そろそろクリスマスかお正月用の
新作CGも描かないとまずいような気がしてきたッ!
もうすぐ12月、さすが師走いろいろ忙しそうじゃんよぉ〜
 先生ではないですが
場末の造型師兼絵師なので多めにみてやってくださ〜い。。


 そういえば、もしかして
さくらちゃんブーム再燃中?
カレンダーやフィギュアとかいろいろ発売してますよね?
もしかして新エピソードとか放送するんじゃ?!
 その時は・・・もちろんシャフト製作で!
新房監督に脚本は虚淵氏、ヴィジュアルデザインは犬カレー
キャラデザは蒼樹うめさんのさくらちゃんでお願いします(笑)

ついにケロちゃんの恐ろしい企みが明らかにッ!みたいな(汗)

posted by ケンイチロウ at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年10月04日

パーツは踊る

 頼まれ物のプラモ製作。。

 最近のプラモの出来の良さに感嘆しつつ
各部パーツの改造作業に勤しんでおります。

 いろいろ解決しなきゃいけない問題も
山積はしているのですが
とりあえず作れるパーツからだけでも
手を入れていこうとチマチマ改造しています。

 一番の難問は・・・目の発光システム。
とりあえず百均のLEDで様子はみているのですが
目の光る色を変えたいとの要望もあるので
今度専門の電子パーツショツプへ行って見ようかと。

 あと、顔のカバー部分の目を光らせる為に
くりぬいて見たのですが・・・
組み付けると目の部分が凹んでてあまり可愛くない!
 ならば目に透明のパーツをはめ込む?とも考えましたが
うわ〜難易度高そう!!!と頭抱えてますが
それはそれで楽しい苦労なのですが(笑)

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 目を光らせる細工をしたり
「腹巻」格納庫やしっぽコンセントなど
いろいろ改造しています。
コスプレ小道具作りとはまた一味違う面白さがあります。

 
posted by ケンイチロウ at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年09月28日

猫型ロボット製造中

 ちょっとした頼まれ物で
きらめき製作所、ただ今プラモデル製作中!

 プラモデルなんて・・・
作るのものすごい久しぶりなんですけど(汗)

 最近の「立体物製造」は
ガレージキットやコスプレ小道具製作が
メインになっていたのですごく新鮮な感じ?!

 で、驚いたのが最近のプラモデルの進化というか出来具合。
ランナーから部品が簡単に取れる!ニッパ要らず!!
こんな細い所からよく樹脂が回るなぁ〜と要らぬ心配してます(笑)

 驚いたのが、ランナーに付いたいろいろな部品が色違いだったり
接着剤いらずで正確に組み立て出来たりと
最近のプラモの進化に目を見張るばかりでした〜。。

 未来からやってきた猫型妖怪ロボット?
ディティールアップ&各種改造と久しぶりのプラモ作りに腕が鳴ります。140928-153845.jpg

posted by ケンイチロウ at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年09月21日

定番パテ

 昔から愛用しているタミヤパテ。

 いろいろ便利で高機能なパテも多いですが
これが一番お手軽、気軽に使えます。値段も安いし。

 盛りすぎると
乾燥時に体積が減る「肉ヤセ」が結構深刻ですが
うす塗りや、表面下仕上げの「溶きパテ」など
ちょこっとした修正時の強力な助っ人。
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 昔から変わらないデザインも好印象(笑)
値段はずいぶん変わりましたが・・・

 
posted by ケンイチロウ at 02:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年09月07日

ひたすら磨いてます。。

 薔薇水晶の塗装ヴァージョン。

 ガイアノーツのパープル色を下地で塗った上に
クレオスのアメジストパープルを塗り重ね
さらにガイアのクリアーで仕上げてみました。
 
 塗りあがった所で
コンパウンドで磨きこんで表面の艶出しをしています。

 完成品は紫がかったパールの風合い
と言いたい所なのですが
光の加減で見えるかな〜みたいな(笑)

 でも、ラベンダーの単色塗りだけでは出ないような
高級感(?)は出ているような気がします。。

140907-152416.jpg 
 元がデカイので、磨きだしも意外に大変!!
磨けば磨くほど光沢感は出るので
どこで止めるのの判断がむつかしい〜〜。。

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 肉眼で見るとパープルのパールが良い風合いですが
写真に写るとほとんど判らないのが微妙です(笑)

 
posted by ケンイチロウ at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年08月16日

 夜間使用禁止!

 久しぶりにエアーブラシを使い出しました。
・・・いつ買ったんだろう?!って位古いモノですが(汗)

 押入れから引っ張り出して
試し吹きしてんですが、ぜんぜん塗料が出てこないッ!!
最後に使ったのいつだっけ?
 
 仕方ないので、エアブラシをバラバラに分解し
アセトンに漬けて洗浄して、やっとちゃんと吹く様になりました〜

 コスプレ小道具とか作る時にはスプレー缶使うんですが
変わった色を吹く必要がある時には
やはりエアブラシが無いと吹けませんからね・・・。

 今回はアメジストパープルというパール調の塗料。
下地色の上に吹いて、パールの輝きを出すという塗料なんですが
パール粒子が大きいのか、しょっちゅう目詰まりしてしまいます〜

 おまけに・・・
コンプレッサーの音がなかなかに大きくて
昼間じゃないと怒られちゃいそうな騒音です!
夜間使用絶対禁止ッ!!みたいな(泣)
 エアーの吐出量も少ないので
大型のコスプレ小道具の塗装にはかなり困難?
さらにすぐ過熱しちゃうので数分が使用限界・・・。

 もっと良いコンプレッサー欲しいなぁ〜〜


 すんごい昔に買ったプロクソンのコンプレッサー。
音はうるさいし、すぐ過熱しますが未だに壊れず使えるのは大したモノ?!
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 エアブラシは分解中〜
普段の手入れで分解する以外の、パッキンやバネまで分解してます。
オール金属製のメイドインジャパンなので
さすが古いけど掃除さえすればバッチリ使えます!



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 アメジストパープルという紫系のパール。
ラベンダーの下地に吹いています。
玉虫色の風合いが綺麗なのですが
つや消しなのが微妙・・・。
これにクリアー吹いちゃうと
ここまで絶妙な色調でないんですよね。
どの辺で妥協するかが問題でR。。

posted by ケンイチロウ at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年08月06日

 相性悪ッ!!

 塗料の重ね塗りをする時に
注意しないといけないのが塗料の相性。

 アクリル系とラッカー系、エナメル系など
いろいろ種類もあるのですが
塗膜が弱い系(アクリルなど)の上に
ラッカー系を塗ったりすると一発アウトと言う事も(汗)

 同じメーカー、同じ系統の塗料なら
問題もあまりないのですが
会社が違ったりすると失敗するコトも・・・。

 最近よく使っているガイアノーツの塗料に
クレオスのパールを上塗りしてみた所・・・
みるみる塗装膜が溶けて見るも無残な姿に(笑)

 メーカーは違うけど
同じラッカー系なので大丈夫かと思ったんですけどねぇ。
残念な結果になってしまいました〜
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クレオスのクリアパール塗料。
同じクレオスの塗料だと平気だったのですが・・・
ガイアとは相性悪いのかな?

  
posted by ケンイチロウ at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年07月25日

薔薇水晶の剣☆完成

 春先から試行錯誤しつつ
七転八倒の末ついに完成した薔薇水晶の剣!!

 長かった……デス。

 大元の剣の原型は
数年前に作った物を再度表面磨きしたのですが
やはりシリコン型作りは難航しました……。

 大型のシリコン型作りはホンと難しいです。

 自重で撓んだり、歪んで隙間から樹脂が漏れたり
特に今回はクリアーの剣でしたので
気泡残りや、修正が簡単に出来ないので大変でした!!

 シリコン型の良い固定方法、押さえ方もいろいろ試したのですが
結局無数の木の板をボルトで締め上げて挟み込むという
原始的な方法が一番樹脂漏れが少なかったです(泣)

 樹脂から気泡を予備抜きする真空脱泡器も自作し
いろいろなクリアの樹脂素材を試してみましたが
どれもイマイチの出来で、いろいろ探し回った挙句
気泡残りの殆どないという高級(?)
特殊樹脂を始めて使ってみましたが
そのサラサラすぎる流動性に愕然とする事甚だし。。

 漏れる漏れる、滝のようにシリコン型から流れた時には
血の気が失せました(笑)
おまけに48時間で硬化という超遅硬化特製の為
シリコンからキャストが少しずつ漏れてしまい
気がつくと半分しか型に残ってないよ〜みたいな。。


 何とか一本、良好な出来上がりの剣が抜けたので
表面を数週間かけて研磨してやっと透明な仕上がりになりました。

 ウン十万するという伝説の業者の剣には程遠いい出来でしょうが
場末の武器職人が作った水晶の剣、いかがかな?!(笑)


DSCF9810.jpg
 硬化途中、シツコイ程型を叩いて空気抜きはしたのですが
あっちゃこちゃに空気だまりが出来ていたらしく
剣の表面に欠けがありました。
 補修方法もいろいろ悩みましたが、百円ショップで手に入れた
クリアーのエポキシ接着剤に色をつけて充填、何とか誤魔化しましたとさ(笑)
えっ、バレバレ?!
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 持ち手の方が「上」になるような感じで、型を作っり樹脂を流し込んだので
必然的に下から気泡が上がり、もち手側にちょっと細かい気泡が残ってしまいました。
微細な気泡なのでぱっと見透明に見えるのですが
それは作る側の相当甘い見方であって、使う人は気にちゃうかなぁ?!と心配で心配で。
自作の真空脱法器だと、気泡を完全に抜くのは難しいのかなぁ……。

DSCF9820.jpg
 樹脂を着彩して硬化させたので、クリア塗料を塗ったみたいな
塗装特有の質感がありません。
遠めに見ればそれなりに透明です。。多分(泣)
DSCF9814.jpg 
一緒に作った小物類。別に作ると色を合わせるのが大変なのです〜


作業が終わってケンイチロウは考えた(カンブリア風に)
たとえば・・・
剣のシリコン型が入る程大型の真空脱泡器だったら完全に空気が抜け
より透明な剣が出来るのだろうか。
でもそんなに大きな真空槽どうやって作るんだッ!!
半端に作るとまた「圧壊」してしまうッ!!
空気を抜く真空ポンプも数台必要かな?と
次の製作に向け妄想していますが……
そこまで設備整えたら、値段が業者並みになってしまうかも。。

安かろう悪かろうも芸のうち。
最悪の中の最善が座右の銘です。トホホ。

 
posted by ケンイチロウ at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年07月10日

研究中

 ハートの形をした宝石のような
コスプレ小道具の製作依頼をいただき
試作を続けています。

 立体的なハート原型は出来たのですが
透明度の高い樹脂や裏面に貼るミラーシートで
かなり手間取りましたが
最近理想に近い高透明樹脂や
鏡のようなミラーシートを見つけて
ここで一気に完成!と意気込んだのですが・・・

 ハートの樹脂とミラーシートの貼り付けが
まったく上手くいかず完全にどん詰まり状態(泣)

 ハートは、片面オープンの開放シリコン型で作るので
気泡も良く抜けて透明度の高いものが出来ますが
それをミラーシートに貼り付けるのが難しい。

 透明のエポキシ系接着剤は手に入れたのですが 
どうやっても貼り付け面に気泡が入ってしまい
上手くいかないのですよ。

 ハートとミラーシートを
貼り付けるという事自体がダメなのか?
う〜ん、難しい。。


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 樹脂が固まる前にシリコン型の開放面に
ミラーシートを載せてみたら
空気だまりは出来たものの
物凄くキレイに張り付いてなかなか良い出来に!
気泡を抜く方法を考えないといけませんが
これは上手くいきそうな感じ?! 
posted by ケンイチロウ at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年07月03日

クリア剣補修中

 ようやく形になったクリア剣。

 しかし剣の表面についた
気泡や欠けを補修出来る物はないかと
使える材料をいろいろ探していました。

 剣本体と同じ樹脂が使えれば問題はないのですが
この樹脂、粘度が低くサラサラで
すぐ流れ出してしまうのであまり上手く補修できませんでした。

 いろいろな樹脂や接着剤を試したのですが
それもイマイチな感じで本格的な補修は手付かずでした。

 そんな折見つけたのがコレ!
2液混合タイプのエポキシ接着剤。
でもこれは透明なんですよ。 

 エポキシ系接着剤は短時間で硬化するし
切削製も良好なのでパテとしても使えるんですが
だいたい淡い色が付いていて透明素材の穴埋めには不適。

 混合する2液を十分に混ぜ合わせる為
あえて色が付いてるのですが、今回はちょっと使えないなぁ、と。

 ところが、ありましたありました。
透明のエポキシ接着剤!それも百円ショップで(笑)

 ホームセンター巡りを何軒かしたんですが
だいたい色つきで諦めかけていたんですが
まさかの百円ショップで見つけられるとは。
それも結構な量で、パテ代わりに使うには嬉しい限りです。

 剣の色に合わせて
クリアのパープルを微量入れても
硬化不良も起きなさそうだし
硬化や硬さも変わりはないので
さっそく剣の補修に入りました。

 これでやっと完成の目処が見えてきました……。

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 クリア系造形物の補修用パテの決定版!
けっこう大きいのですが、百円とはありがたいです。
 今回はクリアパープルを微量混ぜて良い感じでしたが
自由に着色できそうなので利用範囲はかなり広そうです。
posted by ケンイチロウ at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年06月27日

補修中

やっとこ抜けたクリアの剣。。

気泡抜けの良い樹脂を使ったので
剣本体にほぼ気泡残りはなく超キレイなんですが
樹脂から抜けた気泡が
シリコン型に張り付いて溜まるらしく
よ〜く見るとアチコチにくぼみや穴が開いてる(汗)
時々型叩いて空気抜いてたんだけどなぁ・・・

これで透明じゃなければ
パテ盛って塗装すれば万事OKなんですが
透明だとそうもいかない・・・

難易度たかい〜

さすがにそのままじゃ体裁が悪いので
余った樹脂を調合して
パテの代わりに穴や欠けに充填!!

・・・なんとか補修できるかな?!


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ぱっと見キレイには見えるんですが(笑)

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粗さの違う耐水ペーパーで入念に表面処理・・・
まだまだ先は長そうです。
posted by ケンイチロウ at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

紅い眼鏡

ここしばらく艦これしつつ
かかりきりだったのがコレです。
眼鏡に赤く色を塗る頼まれ物でした・・・

二個あるのは
一個は複製品です。。

もともとオリジナルは
そのまま残す予定だったんですが・・・

眼鏡複製して色塗るだけの簡単な仕事のハズでしたが
普段の行いが悪いのか
やることなすこと裏目裏目とドツボにはまりまくりで
犬のおまわりさんをBGMに
迷宮に迷いこんだような日々でした。(紅い眼鏡だけに)


さて同じような轍を踏まぬように同志諸君にアドバイス。

@シリコン型を作る時には眼鏡のプラスチックレンズにご用心。
 ガラスコーティングがされてると、シリコンがひっついて取れなくなります!
 コーティングは完璧に。。

A眼鏡のレンズは外さないとレンズとフレームの隙間に
 シリコンが入って大変な事になります。

B眼鏡のレンズのコーティングによっては
 シリコンの固化を阻害する場合があります。

C塗装は下地塗りを絶対にお勧めします。
 白のサーフェイサーが色の発色が良くてお勧め。
 十分に塗り重ねないと、研磨の際に下地が出て大変な目にあいます。
D下地を塗り終わったら今度は塗装色を筆塗りします。
 いきなりスプレー塗装でもいいですが
 磨きだしをする場合はまず筆塗りで中仕上げをしておくと
 スプレーの消費量が少なくてお財布に優しいです。
E乾いたら耐水ペーパーで表面をならしまた塗装。
 それを何度となく繰り返し、表面を艶やかにしていきます。
F最後にスプレーで艶やかに仕上げるような感じが良いです。
 コンパウンドで磨き込むととても綺麗になります。
G艶出しの光沢クリアースプレーを使う場合は要注意。
 おそろしく乾燥が遅い上に
 塗膜が弱くさわるとすぐ指紋がついてしまうのですよ。
 最低一週間は触らない方がいいかも・・・
 
 ガラス様の強いコーティング膜が必要な場合は
 専用の特殊なコーティング剤の使用を考えた方がいいかも。
(下地を溶かすかどうかは事前に十分確かめた方がいいかと)

 以上 老婆心ではありますが・・・
    同志諸君の健闘を祈ります。


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予想外に攻略が大変だった紅い眼鏡。
ケンイチロウは塗装のレベルが1上がった(泣)

 
posted by ケンイチロウ at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年06月21日

噂の☆透明樹脂

 これが数ヶ月の試行錯誤の末
ついにたどり着いた高透明樹脂(笑)

 使ってみての感想ですが
とにかく高透明!!硬化後の樹脂中の気泡はほぼないです。
 真空脱泡器で樹脂中の気泡を抜けば完璧ですが
そのままの流し込みでも十分実用に耐える透明性です。
 着色性もよく、クリア顔料でもクリア塗料でも良い感じで着色できますし
また水みたいに流動性が高いので流し込み性がとても良好。

 宝石みたいな物や
今回作ってるようなクリアな剣などの武器には最適かと思います。

 使ってみて気になった点は硬化配合比が
大雑把に言うと、2:1と言うこと。
(正確には105:47.5!!)
 まぁ、105g+47.5gまぜりゃ良いッちゃ良いんですが
常にこの比率で増減しないと硬化しないので量の調整が難しいです。

 流動性が高く硬化時間がとても長いので
気泡の抜けは良好なのですが
型の形状が複雑ですと
空気だまりができて完成品の部分欠けが発生しやすくなります。
空気抜きの工夫が必要かもしれませんし
定期的に型に振動などを与え
型の壁面にくっ付いた空気たまりを抜く必要があります。

 また流動性が高い時間がとても長いので
型の隙間から樹脂が漏れるのに注意が必要です。

 今回自分は完全硬化で作りましたが
樹脂的には柔らかい状態での硬化(?)も可能なので
透明で柔らかい完成品という使い方もあるかもしれません。
(どの程度やわらかいんだろう?!)

 透明な物は欠けなどの補修が大変難しいので
完璧な一発抜きが必要なので、かなりしんどかったです(悲)


ポリウレタンビーカーの底に残った樹脂の塊!!
型が良いと物凄い透明性です。
開放型なので空気抜けも良くレンズのような透明度です。
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今回使用した透明樹脂を扱っているショップFRP-ZONEさんです。
興味のある方はのぞいてみては?いろいろな造型素材がたくさんあります。

http://www.frp-zone.com/
posted by ケンイチロウ at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年06月15日

48時間後

頼まれもののクリスタルの剣。
予想以上に苦戦中!!


 どうしても細かい気泡が抜けず
いろいろな樹脂を試していたのですが
やっと使えそうな物がありました!

 主剤と硬化剤の配合比がシビアで
配合が上手くいかないと
硬質にならないと言う厄介な代物なのですが
逆に柔らかいままでの配合も可能と言う変りダネ?!

 透明のまま軟質の樹脂というのもそれはそれで
使い様がありそうな気もしますが・・・

 テストでまずまずの出来だったので
本番用に再度入手し、やっと注型しました。

 この特殊樹脂通販オンリーみたいなのですが
やたらのんびりした応対で
発注してから実際に手に届くまで4〜5日かかるので
急いでる時には結構イライラします(笑)
車で一時間くらいの所にある会社なので
直接買いに行ければ行きたいくらいなのですが(笑)

 さてこの樹脂
FRPと違い粘度がメチャメチャ低いので
流し込みは非常に楽なのです。
 それどころか、余りにも粘度が低い上
硬化する時間もかなり長いので
シリコン型の隙間から樹脂が漏れる漏れる(笑)

 テストで使用した際には型の締め付けが弱かった為
樹脂が漏れてしまい剣の上の方が欠けてしまうというアクシデントも。。

 そういう特性なので気泡が抜けやすいんですけどね。
 染料による色付けもまずまずの具合。

あとは硬化するのを待つだけなのですが・・・
離型可能まで最低48時間だそうで。。

気長に待とう。。

 

140615-130119.jpg
 荒ぶる樹脂を押さえつける為
シリコン型をこれでもかッ!と拘束しました。
長細い棒状の型を立てて使ってるものですから
下の方に樹脂の重さがぜんぶ掛かっちゃう上に
なかなか硬化しないので
漏れる量も半端ではありません。トホホ。。
posted by ケンイチロウ at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年06月05日

実験は続きます

 FRP失敗にも懲りず
今度はまた別の素材で挑戦する事に!

 今回使うのは特殊なレジンキャスト。
いつも造型で使ってるキャストと同じような物ですが
主剤と硬化剤(A液、B液)の混合比がかなり違ってます。

 造型なんかで使うキャストはだいたい50:50なんですが
コレは105:47.5というなんかすごいシビアな値です!!
大雑把な我輩はこれだけで頭がクラクラしそうです(笑)

 また硬化時間もスゴイっ!!
普通のキャストが数分なのに対して最低48時間必要なのです。

 流動性もなかなかの物で、かなり長い時間水みたいな流動性な為
自己脱泡性が高く気泡残りの無い、高透明な成型が可能だそうです。

 これが決定版になってくれれば良いのですが・・・

140604-204452.jpg
この製品専用の着色剤(顔料)も手に入れました。
説明書によると、配合比を誤るとコンニャクみたいに
柔らかな風合いになるそうな・・・(汗)

posted by ケンイチロウ at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

やってみなけりゃわからない

FRPで製作した二本目の剣・・・も、失敗(笑)

 標本製作用の高透明FRPを初めて使ってみました。

 高透明で気泡がほとんど残らないという代物でしたが
粘度がとても高く、なかなか型に流し込めず大苦戦。

 やっとの思いでFRPを型に流し込んだものの
出来上がりは表面の仕上がりも非常に悪く
表面に凹凸と言うか、まだら模様がびっちり浮き出てしまいました。
原因は攪拌不良なのか、硬化不良なのかちょっと判らないなぁ。
FRPは硬化時に若干収縮するらしいけど、コレがそうなんだろうか?

 もっとも気泡抜けは良好で、泡残りはほとんどありませんでした。

 シリコン型にFRPを注ぎ込むのは
「湯口」や「空気抜き」を工夫して改善したとしても
表面の硬化不良みたいな凹凸の防止は
原因が判らないので対策の打ちようもありません。

 FRPは使うのちょっと難しいかなぁ
というのが使ってみた印象。臭いもすごい強烈だし(笑)

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 今回、着色剤もFRP専用の透明顔料を使ってみました。
クリアーの赤と青で色付けしてみました。
ごく少量のつもりで混ぜましたがちょっと濃すぎって感じ。
コレが硬化不良の原因だったりして(汗)

posted by ケンイチロウ at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年05月26日

なにかとうまくいきません

数ヶ月前から鋭意製作中のクリスタルの剣。

剣原型のシリコン型作りも終わり
補強用FRP製コーティングも完了
いよいよ剣本体のキャスト流し込みとなったのですが・・・

出来上がったシリコン型を眺めるかぎり
あまり良い出来とは言えず・・・
これじゃロクな物は出来ないだろうなぁ〜と思いつつも
一本抜いてみないと仕上がりも判断できないので
まずは試しに透明キャストを流し込んだのですが・・・

漏れる漏れる(笑)

型不良による出来の不具合以前に
型のシールド不良で
あちこちからキャストが漏れてもう大変でした!

ずいぶん前に生産した際もキャスト漏れが起こり
始末に追われた苦い経験があるので
それを教訓にかなり厳重に型をシールドし
シリコンを完全密着させたつもりだったのですが・・・
やっぱりこういう細長い形の型は難しいなぁ。

用心して何重にもビニール袋で包んだので
床にキャストが流れ出すって地獄絵図は回避できましたが
結構な量のキャストが無駄になっちゃいました〜

キャストも下処理で空気は抜いたのですが
A、B液の混合時と着色時に空気を巻き込むらしく
(あるいは着色剤の水分が問題?)
相当な量の気泡が発生
とてもじゃないですが人には見せられない出来デシタ。。
やはり一般のキャストじゃ
高透明な剣の製作は無理なのかなぁ?!

テストで抜いた剣を見てみると
アチコチ凹凸があってとてもそのままじゃ使えません。
上から色を塗れる物ならパテなどで補修して色塗れば良いんですが
透明素材だとそうもいかない・・・
こうなるともう一度シリコン型の補修から始めないとダメだなぁ〜と、、

先はまだまだ長そうです・・・

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こんな風に立ててキャストを流し込みます。
そんなワケで、下の方ほど重さが加わり
シリコン型の密着が悪くなる感じ・・・
その辺も加味して、そうとう厳重にゴムバンドで巻いたんだが
横に寝かしてキャスト注入した方がいいのだろうか?


パッと見綺麗に出来上がって見えますが・・・
近くで見ると表面が凸凹で、気泡が多くて使い物になりません。。
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だいたいこの剣一本で700gですが
一回目はキャストダダ漏れだったので1Kgくらい使ってしまいました。
クリアキャストも結構高価なのでコレだけで二千円分くらいの損失。
トホホ。。

posted by ケンイチロウ at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)

2014年05月11日

どれん☆ぼると

先日完成した真空脱泡器。

クリアキャストの空気抜きに使う予定なんですが
まだ肝心のシリコン型が出来ていないので
そのシリコン型のシリコンやFRPの
空気抜きをしています。

真空度がイマイチなので
ほどほどの性能みたいですが
まぁ、それなりには空気抜けるみたいです。

試験中って事もあったので
今までは空気を抜いた後
ホースを外して気圧を元に戻し
蓋をあけていましたが
さすがに面倒くさくなってきたので
ドレンボルトを買ってきて真空槽の蓋に取り付けました。

締め込み用のボルトが入った特殊金具で
通常は栓が閉め込まれていて空気が通りませんが
ボルトを緩めると空気が流れ込む仕組みです。
普通はコンプレッサーの空気タンクに使う
水抜き用の金具らしいのですが。。

アクリル板に穴をあけて
砥石で穴を広げつつ熱して柔らかくして
ムリヤリねじ込んで取り付けOK。

減圧後、いちいちホースを外して
分解しなくてすむのはありがたいです。
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小さな金具ですが、千円位します。
近所のホームセンターで買ってきましたが
安いんだか高いんだか?!

真空脱泡器とりあえず出来ました。
あとは蓋を容器に密着させるバイスかなんかを
取り付ければ完成。
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posted by ケンイチロウ at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 造型(コスプレ小道具)